Cherish a feeling -2ページ目

驚きの再発見

自然治癒力はすごい。

無意識に機能して、安定へと導く。



最近私が発見したのは、ダンスや歌の経験が

チャクラを開くことへ繋がっていた、ということ。



あの頃、10~20代の、辛く荒んだものを抱えつつ、

自己を表現、主張しようともがいていた時期、

それとは自覚せずに、

チャクラ、という表現では、開いていた、

トランスパーソナルな視点では、宇宙との繋がりを感じていた、

それらのスキルを身体感覚として身につけていた、ということ。




30代は、そのスキルを活用するために、

自分を見つめ直す、という左脳を使う作業が必要だった、こと。




転機となるような時期が来る、出来事があると、

私の無意識が機能して自然治癒力が働き、安定へと導く、

ということが、実はこれまでにもずっと起こっていたのだなぁということ。



誰にでも、その力はある。



感情のしくみなどの知識を得ることや、

感情を扱うスキルを得る事、

思い込みなどの脱学習を

ひととおり重ねて来た今、

新たに求めるものは、

言語化しきれないが、

感情だけでなく、それらを含む、

身体の深層からくるメッセージを受け取り、

更に深いところからの解放、かなと思う。




とにかく、無意識ってすごい。


こころのSOSの例

溜め込んだ感情を自覚しないことは、

想像力に影響するようです。

想像力とは、”思い遣り”のことです。

自分の言動によって、相手がどのように感じるか。

それを想像するちからのことです。



この想像力は、下記に挙げるアダルトチルドレンの特徴である、
認知の歪みによる心の読み過ぎやマインド・リーディングとは異なります。

*認知の歪みによる結論の飛躍
思い込みの感情や誤った固定観念、独断的な判断をもとにして、
現実とは異なる悲観的で絶望的な結論を飛躍して出してしまう認知の歪み。

*心の読み過ぎ
相手の真実の感情や判断とは無関係に、自分勝手に相手の表象(イメージ)
を作り上げて、相手の気持ちを独断で読み取ってしまう

*マインド・リーディング
相手の言動や表情から「自分はイヤがられている」
「私がこの人を不快にさせてしまった」などの
“悪い答え”ばかりを引き出してしまう読心術。




自分の感情を溜め込む、抑圧することは、

感情に対して鈍感になるということ。

他者の感情にも鈍感になるんですね。

典型例としては、事件を起こしても、

被害者に対して心からの謝罪の言葉が出て来ない、

社会のせいだと責任転嫁する、など。

相手が、まわりの人がどんなに傷ついているかを

”想像する”ことができないそうです。




自覚できなくとも、身体症状に現れることがあります。

人によってさまざまなようですが、

家族カウンセラーの中尾英司さんのブログ

とてもわかりやすい症例が挙げられていたのでリンクしておきます。

クローバー「心のコップ」のメカニズム



心のコップに入りきらなくなるほど

感情が溜まり過ぎると、身体からも

このようにSOSが出てくるんですね。

やっぱり、無意識の力はすごいなぁと思います。

私たちが意識しなくても、臓器が動いているように、

しっかりと”いのちの働き”をしてくれていますよね。

コップから、水を減らしていく作業は、

意識しないとできないので、

とにかくSOSに気づいて、

「あれっ?」 「ん?」 「これは?」

と思った事や、ザワザワ、モヤモヤしている事を

そのままにしないようにしたいものですね。

解放する方法は、いくらでもあるのですから虹


I did it!!!!

子ども時代に親子の信頼関係を築けないまま育ち、

また長じてからも人と人との繋がりを実感できない、

常に実存的不安や実存的空虚を抱えて生きている、

というのが根本的なアダルトチルドレンの生き辛さかと思うのですが、



実存への不安、空虚感、という

この世界にひとりぼっちで放り出されたような、

根無し草のようにゆらゆらと頼りない存在、

いつも見捨てられ不安を抱えている苦しさ、



そんな根本的虚無感から解放されるために、

もちろん抑圧してきたものを解放するという段階があって、

そして更に例えばトランスパーソナル心理学などでは、

宇宙と調和しながら生きているのだ、という感覚を持つ、

(というかこの感覚はとても言葉では表現しきれない!)

・・ということでそれを探して、求めていた、のですが、

その感覚を実はダンサー時代に掴んでいたことが

発覚しましたキャッ☆・・ということで、I did it!!なんですかお




今回、本当に、

いのちの働き、無意識からの導きを改めて感じたのですが、

先日のカウンセラーさんの講演後、食事をしつつお話した時に、

「こうなりたい」という自分がしっかりとあれば、

「無意識が、あるいは脳がその方向に意識しないうちに動いている」

のだから、不思議だね、すごいね、という話があって、

「自分の"無意識を信じる”ことかぁ~ラブラブ

なんて漠然と思っていたのですが、そうすると、

ひとつ前の記事に書いたように数日後、

テレビでたまたまトニー賞の授賞式を観て

ダンサー時代の感覚を鮮明に思い出し、

そのことをそのまた後日カウンセラーさんに話したら、

「それよ!!あなたはもう、知ってたんだね、すごいねラブラブ

・・ということでした。



ビックリ虹




ああ、このことだったんだ。

抑圧されたものをある程度解放してきた今、

このことの意味を知る時期が来たのだと思います。



この感覚は、今の私の場合、音楽によって再現します。

空虚から解放されて、大きな安心感に包まれる感覚。

人と人との繋がりを超えた大きなもの、

大自然や宇宙との繋がり。

歓喜に震える、感覚。



うまく説明できなくてもどかしいのですが、

この感覚は、諸富 祥彦さんの著書の後半に、

とてもわかりやすく説明されていると思います。


トランスパーソナル心理学入門―人生のメッセージを聴く
(講談社現代新書)/諸富 祥彦


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カッコいい〜♪

テレビでトニー賞の授賞式を見ました。

受賞の合間にさまざまなミュージカルソングを聴けるのですが

わたし、こういうのが大好きで・・ラブラブ


歌って踊っていた当時の感覚が蘇ってくるんですよね音譜

一流のダンサーやシンガーを見て、

なんてカッコいいんだろう、

こんなふうに歌いたい!!踊りたい!!と思っていた気持ち。

夢や希望に溢れ、エネルギーが湧いてくるような高揚感ですラブラブ



今思えば、この夢と憧れの気持ちが、

当時の私の命綱だったのですよね。

これがあったから、頑張れたんです。

そんな感謝の気持ちも溢れてくるんですよね。




歌やダンスも、”表現”で、大きな舞台で、

たくさんの人に伝えるためのものですから、

自分を信じていなければ伝わらないのだと思います。



自分に自信がないと、あんなに大きな舞台に立てないだろうし、

プレッシャーにも耐えられないでしょうしね。

なんでも基本は同じなんだなぁと思います。




声に心、たましいがこもっていると、

歌のフレーズがテレビを通していても

胸にズンと響いて、鳥肌が立つんです。

ダンスも同じく。

テレビの前で拍手してました。

きもちいい~~!!です。


この動画は、昨年のトニー賞のオープニングです。

コーラスラインは同じような衣装を着てわたしも

ミュージカルなどで踊りました。




初めてコーラスラインを映画で観た時は、

ダンスのレベルの高さに驚き、目標となったのですが、

その後、自分自身もこのやじるし"I Hope I Get It"をステージで

踊れるようになっていたよな~って思い出して懐かしいです。





そう言えば私、このステージでは

”What I Did For Love”をソロで歌わせてもらってました。

一日、2回ステージです。

いろいろあったなぁ~~~きゃー

懐かしいなぁ~~~キラキラ


大切な、素晴らしい思い出たちですキラキラキラキラ虹

広がる格差

昨日の記事(子どもが危険から身を守るには)でも書いたように、

親が自己肯定感を持てているかどうか、

つまり親が"暴力"を"暴力"と認識する力を養えているか、

ということがまず子どもの安心・安全に大きく関わってくるのですが、



わたしたちが子どもだった頃は、そうした"親の意識"に、

まだそんなに差はなかったのだと思います。

子どもの権利条約が日本で批准されたのが1994年(ビックリマークあせる

まだついこの前です。

アダルトチルドレンという概念もアメリカで生まれたばかり、

日本で児童虐待防止法が制定されたのも1993年(ビックリマーク叫び)です。

まだ10年そこそこなんですよね・・




・・というわけで、わたしたちの親世代は、

自己肯定感が大切なことを知らなくても、

子どもを管理や監視して支配していても、

それほど困らずに子育てができたのかもしれません。

時代が成熟していない、というのもあると思います。




しかし、今は違います。

自己肯定感やアイメッセージ、CAP、アファメーション、

アサーティブネスなど、さまざまなコミュニケーションスキルを

知っている人は知っていて、子育てにどんどん活用しています。



アダルトチルドレン、機能不全家族、共依存、DV、

モラルハラスメント、今まで当たり前のように行われて来た暴力も、

解明されて概念が広まると共に、それが子どもに及ぼす影響に気づき、

抜け出し、やり直しを始める人たちも増えています。



一方で、戦後から連綿と続く、

自分の親世代がそれとは知らずにやってきた否定と支配の子育てを、

未だにそのまま繰り返している人たちもいるわけです。



ストップしている人と、どんどん進む人たち。

・・この差は大きいと思います。離れる一方です。



毎日の生活環境、ということを考えても、

日々、否定や支配を受けて育つのと、

尊重と愛情を受けて育つのでは、

20歳になった時の生きる力は、歴然としているのでは・・



現実から目を背けていても、

子どもは現実に日々育っていますから、

親がどう関わるかで、いつかその結果は

如実に現われてくるのだろうと思います。

いろんな意味で生き辛い世の中です。

経験から、生きる力を奪われたままでは、

社会に出て自立していくことは難しいと思います。



役立つ知識やスキルは、活用しないともったいない・・

というか、危ないのかもしれませんね。



子どもの価値観を尊重する





子どもにとって、

親以外の大人と関わることは

親とは価値観の違う人を知るよい機会になる。


「親とは違う自分でいいのだ」

という自己肯定に繋がる。






親は、自分でも気づかないうちに、

子どもに自らの価値観を押し付けていることがあります。



子どもは親の心の動きに敏感です。

親のふるまいから、親の望みや期待を読み取っています。

子ども本人が、自分では意識せずに

親の望む子ども像を演じてしまうこともあります。




自分の価値観の押し付けになっていないか。

子どもが自分らしくのびのび過ごせているか。


確認することはとても大切なんですね。




思考の元になった経験に向き合う

感じ方や受け止め方が自分自身を苦しめることがあります。

認知の歪みとも、 思考のクセ(習慣化される思考)とも言います。



感じ方や受け止め方にも、良い・わるいはなく、

自分を苦しめたり辛くさせるものであれば、

自分を大切にできるように、修正していきたいですよね。



経験から、何をすればいいかというと、

まず今現在の思考の元になっている原因を探す事かと思います。



「こんなふうに思うからダメなんだ」ではなく、

「私はなぜ、このように思うのか」

「この感情の裏側にあるものは何か」ですね。



思考のクセや認知の歪みには原因があります。

人を信じるのが怖いのは、

人間関係において傷つき体験が重なったから。



自分を信じられないのは、

自分は信じるに足る人間で、信じても大丈夫、

と思えるように尊重されてこなかったから。



不安が高いのは、核となる心の基盤がないから。

言葉などの暴力で安心を奪われているから。

批判や比較で、自信を奪われているから。

支配(パワーやコントロール)を受けて自由を奪われているから。



しかし、奪われたものは取り戻すことができます。



それらは、自らの乳幼児期~児童期の親(保護者・教師など、他者)

との関わりをひも解いていく中で明らかになっていきます。



親(教師などの他者)にどのように言われて来たか。

その時、自分はどのように感じたか。

その時、本当は誰に何を言いたかったか。

親(他者)はなぜそう言わなければいられなかったのか。
(相手の背景を理解することで気持ちが落ち着いていく)



傷つき体験の感情を引き出し、共感し受け止める。




現在の感情を過去と繋げていくことは専門知識がないと

難しいと思いますし、思い出すと辛いこともあるでしょうし、

時にはパニックに陥る可能性もある作業ですから、

専門家のカウンセリングが必要かと思います。



・・何より、生きる力(安心・自信・自由

を奪われている状況で、「自分のありのままを受け止める」

と言われても、まず、ピンと来ないと思います。

「それって、どういう感覚?」という感じ。

ありのままを肯定されなかったからの現状なので、

しっかりと受容肯定のできる人に、何度も何度も

「あなたはあなたのままでいいんだよ」と

言ってもらうことが最初だと思います。

言ってもらって、栄養が溜まって来て初めて、

心から、自分のままでいいんだ、と思えるようになる、と思います。




このように自分史をひも解いていくこと、

ありのままを肯定してもらうこと、が、

認知や思考の歪みの修正や、脱学習(すでに学習した

考えを捨てて新しく学び直すこと)に繋がっていきます。




また、本やセミナーなどで学んだ知識が、

これまでの経験に向き合うことで初めて活きてきます。

知識を得ると共に、それをサポートを受けつつ自分に照らし合わせて

実行することで、辛いこと、悲しいこと、苦しいこと、悔しいこと、

すべてが、意味のあるものとして昇華していきます。

学んだことが「こういうことだったんだ」

という実感として結びつき、一本に繋がっていきます。

急に視界が開けて見るものすべてが新鮮でクリアに

なっていく、最初のあの素晴らしい開放感は、

今も幸福な体験として鮮明に覚えています。




少しずつ、ゆっくり、気長に続ける事、

適宜休む事、などペース配分も大切です。

体力も消耗するので、なるべく身体に負担がかからないように、

ぜひ、助けてくれる人には助けてもらって欲しいと思います。

それも、人を信じる、支え合うといった、

心の栄養となる経験へと繋がっていくんですよね。






アダルトチルドレン スライバー

機能不全家族を生き残った人をサバイバーと言い、

スライバーとは、機能不全家族で育ったアダルトチルドレンから回復した人、

”サバイバーであることを主張する必要のなくなった人"だそうです。

自分がサバイバーであることがそれほど重要と感じず、

それに左右されることがなくなったということですね。

その特徴を見ていくと、自立した大人の特徴、とも言えそうです。



以下は、そのスライバーの特徴です。



クローバーひとりでいられる、ひとりを楽しめる

孤独を楽しむことができる。
皆と過ごすことも、一人を楽しむこともできること。
見捨てられ不安からの解放。
理解してくれそうな人、共感してくれそうな人を
必死で探す必要がないということ。
他者を責めなくなり、逆に他人にやさしくなる。



クローバー寂しさに耐えられる


クローバー親の事で過剰なエネルギーを使わない

怒りを感じたり、恨んだり、憎んだり、
「賠償金」を取り立てようとしたり、
依存したり、甘えたりしない状態。



クローバー自分に優しい

あるがままの自分を受け入れられること。
自らを叱咤せず、萎縮させない。



クローバー他者(世間)の期待に操られない


クローバー自分で選択し、決定する

ゆとりが出来てくるので
自分の前に幾つかの選択肢が横たわっていることに気づける。
不安、緊張、恐怖にとらわれているときは、
とるべき道がひとつしかないように感じる。
安定し、成長してくると目の前の幾つかの分岐のうち、
どれか一つを選び続けることが人生なのだと考えるようになる。
自分の欲するところに従って選択することができるのはスライバーの特徴。



クローバー自分の選択した事に責任を取れる

選択が適切でなかったとき、それを他人のせいにしない。
過剰に自分を責めることもない。
現実的で、失敗の経過から学ぼうとする柔軟さがある。



クローバー自分は世の中に受け入れられているという確信を持つ

自分は他人に必要とされていると信じ、
誰かに愛されて当然と思っている人は、人に愛される。
世の中を肯定的に見る習慣を身につけていると、
周囲の多くの人々がやさしく温かい人のように感じられてくる。
そのように思う人に、世間の人はやさしくなる。
こうしてスライバーの確信は現実となっていく。


子どもへの期待





期待を裏切られると怒りになることがある。


期待を減らす。


期待を吟味する。


優先順位をつける。


過剰な期待は時として優しい虐待になる。





親はそんなつもりはなくても、

子どもにとっては重荷だった、

ということがないように、

親が自分自身の欲求に向き合うことや、

自分の関わり方が子どもにどのような影響を及ぼすのか、

を定期的に吟味してみることも大切なようです。




なぜ気持ちの受容が大切なの?




気持ちを受容される(受け止めてもらう)と、安心感を持つ。

気持ちを受容されると、自己肯定感が高まる。

気持ちを受容されると、自分の感覚に自信が持てる。

気持ちを受容されることで、行動の選択(自己決定)ができるようになる。

気持ちを受容されることは、生きるために欠かせない。

他者(子ども)の気持ちを受容するためには、
自分(親)も誰かから気持ちを受容してもらう必要がある。

気持ちの受容が、心の栄養になる。